抗鬱剤と食物連鎖

公開日:  最終更新日:2016/10/31

とことで、日本でもうつ病患者など、
精神疾患に悩まされている方は爆発的に増えております。

うつの治療薬として使用される抗鬱剤。
実は生態系にも深刻な影響を与える可能性があるのではという、
調査結果が発表されました。

米・ウィスコンシン大学ミルウォーキー校の科学者チームの研究によると、
抗うつ剤が混入している水中で育った魚は、
その行動や脳の構造に異常をきたすそうです。

研究者たちは、主要な下水処理場から2~6マイル離れた水路から、
コイ科の小魚であるヒメハヤを捕獲し、その様子を観察。

結果、わずかに抗うつ剤が混入した水中でさえ、
オスのヒメハヤはメスに興味を示さず単独行動を好み、
獲物を捕まえようとするときも動きが鈍いなど、
全体的に繁殖力が低下したそうです。
また、ときにはメスを殺すなどどう猛な個体まで現れたケースも。

一般的な水路に見られる程度まで抗うつ剤の濃度を増してみると、
メスは卵を産む量が減り、オスは攻撃的に。
また、若い個体においては、脳の構造を司る遺伝子に変化が見られたそうです。

こちらは実験による抗鬱剤の投入ですが、
実は人間の排泄物や薬品の廃棄により水路に混入しているとみられており、
食物連鎖で他の生物、間接的に人間への影響が広がるのではと、
危惧されています(´・ω・)

これは抗鬱剤だけの問題ではありませんよね。
今や大量の薬品を使用しているこの時代、
下水に流された薬品や排せつ物が他の生物にまで、
影響を及ぼしているのは不思議な事ではありません。

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑